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増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022 疾患 胃
IBDの胃・十二指腸病変
著者: 鶴岡ななえ1 江﨑幹宏1
所属機関: 1佐賀大学医学部内科学講座消化器内科
ページ範囲:P.614 - P.614
文献購入ページに移動竹の節状外観1)は胃噴門部から胃体部小彎にかけて腫大した皺襞を横切る亀裂状の陥凹(Fig.1)として観察され,CD患者の約70%にみられる.また,CD患者では十二指腸病変を伴うことも多く,びらん・アフタ様病変,不整形潰瘍,notch様陥凹2)など多彩な所見を認める.notch様陥凹はKerckring皺襞上にできる亀裂状びらん,あるいは切れ込み状の所見であり,多発する場合は縦列傾向を示す(Fig.2).
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