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文献詳細

雑誌文献

胃と腸57巻5号

2022年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022 分類・定義 胃

胃癌の肉眼型分類

著者: 下井銘子1 中島寛隆1

所属機関: 1公益財団法人早期胃癌検診協会

ページ範囲:P.698 - P.699

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 胃癌の肉眼型分類は,胃癌取扱い規約により定義されており,現在は2017年に発行された「胃癌取扱い規約 第15版」1)に準じて運用されている.
 肉眼型の基本分類は,粘膜面からみて0型〜5型まで分類される(Table 1).癌腫の壁深達度が粘膜下層にとどまる場合に多くみられる肉眼形態を0型(表在型)とし(Fig.1a,b),固有筋層以深に及んでいる場合に多くみられる肉眼形態を1型〜5型(進行型)とする(Fig.1c〜f).表在型はさらに,日本消化器内視鏡学会の肉眼型分類を参考に改変し5種類に亜分類する2)(Fig.2)1)

参考文献

1)日本胃癌学会(編).胃癌取扱い規約,第15版.金原出版,pp 10-11, 2017
2)川井啓市,市川平三郎,崎田隆夫,他.早期胃癌肉眼分類の再検討.胃と腸 11:30-56, 1976

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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