胃と腸58巻10号

2023年10月発行

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく

咽頭・食道　9 Cases

Case 1

著者： 藤原純子¹ 三浦修¹ 木下伊寿美² 中坪幸子¹ 門馬久美子³

所属機関： ¹防府消化器病センター ²小倉記念病院病理診断科 ³早期胃癌検診協会

ページ範囲：P.1208 - P.1212

文献概要

臨床情報　
70歳代前半，男性．主訴：特になし．既往歴：十二指腸潰瘍，急性肝炎，胆囊炎．嗜好歴：飲酒 焼酎2合/day×40年，喫煙15本/day×40年．20XX年に内視鏡検診にて，下咽頭に異常を指摘された．

参考文献

1）井上晴洋，細谷寿久，池田晴男，他．咽頭表在癌の特徴と鑑別診断—内視鏡の立場から．胃と腸　47：337-348, 2012

2）飯塚敏郎，田中匡実，菊池大輔，他．咽頭拡大内視鏡診断の基本と最新知見．胃と腸　54：321-330, 2019