文献詳細
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
咽頭・食道 9 Cases
Case 9
著者: 川田研郎1 大友真由子1 藤原尚志1 春木茂男1 伊藤崇2
所属機関: 1東京医科歯科大学消化管外科学 2東京医科歯科大学人体病理学
ページ範囲:P.1242 - P.1245
文献概要
50歳代,女性.主訴:吐血,黒色便.既往歴:知的能力障害あり,高血圧症.現病歴:20XX年Y月Z日午後4時頃に黒色便あり.翌日午前4時に上腹部痛,黒色便あり.午前5時に吐血,救急要請し当院救急外来に搬送された.Hb 6.8g/dLと低下,出血性ショックのために輸血2単位を施行し,上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を行った.臨床経過:①止血処置直後のEGD(Fig.1),②2日後のセカンドルックのEGD(Fig.2),③1週間後のEGD(Fig.3),④1か月後のEGD(Fig.4).
参考文献
掲載誌情報