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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 胃 16 Cases
Case 4
著者: 吉永繁高1 鈴木晴久1 関根茂樹2 斎藤豊1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院内視鏡科 2国立がん研究センター中央病院病理診断科
ページ範囲:P.1258 - P.1262
文献購入ページに移動60歳代,男性.主訴はなし.既往に高血圧症,脂質代謝異常,糖尿病,脳梗塞,膀胱癌(経尿道的手術+化学療法)がある.多くの内服薬があり,抗血小板薬はクロピドグレル,アスピリン,イコサペント酸エチルの3剤を内服していた.20XX年に心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術前の精査にて胃病変を指摘され,術後に当院へ紹介され受診となった.当科で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD),超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS)および腹部CTが施行された.
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