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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻10号

2023年10月発行

文献概要

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 胃 16 Cases

Case 4

著者: 吉永繁高1 鈴木晴久1 関根茂樹2 斎藤豊1

所属機関: 1国立がん研究センター中央病院内視鏡科 2国立がん研究センター中央病院病理診断科

ページ範囲:P.1258 - P.1262

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臨床情報 
60歳代,男性.主訴はなし.既往に高血圧症,脂質代謝異常,糖尿病,脳梗塞,膀胱癌(経尿道的手術+化学療法)がある.多くの内服薬があり,抗血小板薬はクロピドグレル,アスピリン,イコサペント酸エチルの3剤を内服していた.20XX年に心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術前の精査にて胃病変を指摘され,術後に当院へ紹介され受診となった.当科で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD),超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS)および腹部CTが施行された.

参考文献

1)結城豊彦,佐藤匡,石田一彦,他.粘膜下腫瘍様の形態を示した胃癌—臨床および画像的特徴と鑑別診断.胃と腸 38:1527-1536, 2003
2)武本憲重,馬場保昌,加来幸生,他.粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌のX線診断.胃と腸 30:759-768, 1995
3)河田佳代子,石黒信吾,辻直子,他.粘膜下腫瘍様形態を示す胃癌の臨床病理学的特徴.胃と腸 30:739-746, 1995
4)Arai T, Kasahara I, Sawabe M, et al. Role of methylation of the hMLH1 gene promoter in the development of gastric and colorectal carcinoma in the elderly. Geriatr Gerontol Int 10(Suppl):S207-212, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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