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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻10号

2023年10月発行

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく

胃 16 Cases

Case 11

著者: 名和田義高1 市原真2 濱本英剛1 赤平純一3 松田知己1

所属機関: 1仙台厚生病院消化器内科 2札幌厚生病院病理診断科 3仙台厚生病院病理診断・臨床検査科

ページ範囲:P.1288 - P.1291

文献概要

臨床情報 
60歳代,男性.主訴:なし.既往歴:心房細動,逆流性食道炎.内服薬:ダビガトラン,ランソプラゾール.現病歴:前医でのスクリーニングの上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,多発胃底腺ポリープと胃角部大彎に5mm大の頂部に陥凹を伴う隆起性病変を指摘された.生検でGroup 2(組織量が不十分で腫瘍性病変としての判断が困難)の診断となり,精査加療目的に当院へ紹介された.H. pylori(Helicobacter pylori)除菌歴はない.検査:H. pylori便中抗原陰性,抗H. pylori血中抗体4U/mL.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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