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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 小腸 8 Cases
Case 3
著者: 下田良1 芥川剛至1 武富啓展2 青木茂久3 江﨑幹宏2
所属機関: 1佐賀大学医学部附属病院光学医療診療部 2佐賀大学医学部附属病院内科学講座消化器内科 3佐賀大学医学部附属病院病理診断科
ページ範囲:P.1346 - P.1349
文献購入ページに移動60歳代,女性.主訴:黒色便,貧血.既往歴:22歳時に虫垂炎,高血圧,末期腎不全.現病歴:202X年3月頃より下腹部痛および黒色便が出現.かかりつけ医にて上・下部消化管内視鏡検査を施行されたが異常なし.一時黒色便は消失したが同年4月より再度黒色便が出現し,貧血の進行を認めたため当院へ紹介され受診となった.検査:202X年4月にRBC 335万/μL,Hb 10.5g/dL.臨床経過:202X年4月に小腸カプセル内視鏡検査(Fig.1),ダブルバルーン小腸内視鏡検査(double balloon enteroscopy ; DBE,Fig.2),小腸X線造影検査(Fig.3).
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