icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻10号

2023年10月発行

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく

小腸 8 Cases

Case 8

著者: 馬場重樹1 髙橋憲一郎2 西田淳史2 九嶋亮治3 安藤朗2

所属機関: 1滋賀医科大学基礎看護学講座 2滋賀医科大学消化器内科 3滋賀医科大学病理学講座(人体病理学部門)

ページ範囲:P.1366 - P.1369

文献概要

臨床情報 
50歳代,男性.主訴:CA19-9高値.既往歴:特記事項なし.現病歴:検診の血液検査でCA19-9高値を指摘された.上・下部消化管内視鏡検査では異常なし.PET-CT(positron emission tomography with computed tomography)を保険診療外で実施され腸間膜に集積を認めたため,紹介され受診となった(Fig.1).検査:CA19-9 559U/mL(異常値),CEA 2.2ng/mL,DUPAN-2 25U/mL以下,可溶性IL-2受容体262U/mL.臨床経過:カプセル小腸内視鏡検査(Fig.2),経口シングルバルーン小腸内視鏡検査(Fig.3)を施行した.

参考文献

1)平田敬,蔵原晃一.白色絨毛(white villi).胃と腸 52:630, 2017
2)Takahashi K, Bamba S, Kawahara M, et al. Magnified single-balloon enteroscopy in the diagnosis of intestinal follicular lymphoma:a case series. Intest Res 16:628-634, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら