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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻10号

2023年10月発行

文献概要

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 大腸 14 Cases

Case 1

著者: 清水誠治1 富岡秀夫1 石破博1 坂井利規2 眞嵜武3

所属機関: 1大阪鉄道病院消化器内科 2大阪鉄道病院外科 3大阪鉄道病院病理診断科

ページ範囲:P.1370 - P.1373

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臨床情報 
60歳代,女性.主訴:下腹部痛,腹部膨満.既往歴:特記事項なし.現病歴:約1年前から食後の下腹部痛と下痢がみられていたが,最近腹部膨満もみられるようになった.当院での腹部造影CT,大腸内視鏡,X線造影をFig.1〜3に示す.身体診察所見:身長162cm,体重59kg,腹部は平坦で圧痛や腫瘤触知はなし.臨床検査成績:WBC 5,900/μL,Hb 11.8g/dL,MCV 83.9fL,Alb 3.7g/dL,CRP 0.28mg/dL,CEA 0.8ng/mL,CA19-9 4.0U/mL.

参考文献

1)Rüschoff J, Dietmaier W, Lüttges J, et al. Poorly differentiated colonic adenocarcinoma, medullary type:clinical, phenotypic, and molecular characteristics. Am J Pathol 150:1815-1825, 1997
2)新井冨生.大腸:髄様癌.胃と腸 56:317-320, 2021
3)Pyo JS, Sohn JH, Kang G. Medullary carcinoma in the colorectum:a systematic review and meta-analysis. Hum Pathol 53:91-96, 2016
4)Thirunavukarasu P, Sathaiah M, Singla S, et al. Medullary carcinoma of the large intestine:a population based analysis. Int J Oncol 37:901-907, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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