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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 大腸 14 Cases
Case 1
著者: 清水誠治1 富岡秀夫1 石破博1 坂井利規2 眞嵜武3
所属機関: 1大阪鉄道病院消化器内科 2大阪鉄道病院外科 3大阪鉄道病院病理診断科
ページ範囲:P.1370 - P.1373
文献購入ページに移動60歳代,女性.主訴:下腹部痛,腹部膨満.既往歴:特記事項なし.現病歴:約1年前から食後の下腹部痛と下痢がみられていたが,最近腹部膨満もみられるようになった.当院での腹部造影CT,大腸内視鏡,X線造影をFig.1〜3に示す.身体診察所見:身長162cm,体重59kg,腹部は平坦で圧痛や腫瘤触知はなし.臨床検査成績:WBC 5,900/μL,Hb 11.8g/dL,MCV 83.9fL,Alb 3.7g/dL,CRP 0.28mg/dL,CEA 0.8ng/mL,CA19-9 4.0U/mL.
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