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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻10号

2023年10月発行

文献概要

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく 大腸 14 Cases

Case 10

著者: 依光展和1 入口陽介1 山村彰彦2

所属機関: 1東京都立がん検診センター消化器内科 2東京都立がん検診センター検査科

ページ範囲:P.1406 - P.1409

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臨床情報 
80歳代,女性.主訴:空腹時の心窩部痛.既往歴:特になし.内服薬:アムロジピン.現病歴:半年前に黒色便あり,空腹時の心窩部痛が出現したため,当センターを受診した.上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)にて胃潰瘍および十二指腸潰瘍を指摘され,プロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor ; PPI)が処方された.下部消化管内視鏡検査が追加され,S状結腸に病変が指摘された.

参考文献

1)小田丈二,中村尚志,入口陽介,他.注腸X線検査の現況と将来—ルーチン注腸X線検査による大腸癌拾い上げと精密X線検査の深達度診断における側面変形の有用性.臨消内科 18:277-286, 2003
2)池上雅博,廣岡信一,中村麻予,他.PG typeとNPG type早期大腸癌の相違—発育・進展様式を含めて.胃と腸 54:810-818, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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