文献詳細
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
大腸 14 Cases
文献概要
臨床情報
70歳代,女性.左鼻腔悪性黒色腫の再発にて,イピリムマブ+ニボルマブ2コース投与後に,下痢(5〜6行/day),腹痛が出現し,2週間持続するため,当科にコンサルトとなった.腹部全体に圧痛を認め,腹部単純CT,全大腸内視鏡検査(前処置はグリセリン浣腸のみ)を施行した.
70歳代,女性.左鼻腔悪性黒色腫の再発にて,イピリムマブ+ニボルマブ2コース投与後に,下痢(5〜6行/day),腹痛が出現し,2週間持続するため,当科にコンサルトとなった.腹部全体に圧痛を認め,腹部単純CT,全大腸内視鏡検査(前処置はグリセリン浣腸のみ)を施行した.
参考文献
1)浜本康夫.免疫チェックポイント阻害薬関連胃腸炎の内視鏡診断とマネージメント.Gastroenterol Endosc 64:1083-1088, 2022
2)Kelly-Goss MR, Badran YR, Dougan M. Update on immune checkpoint inhibitor enterocolitis. Curr Gastroenterol Rep 24:171-181, 2022
掲載誌情報