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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻3号

2023年03月発行

文献概要

今月の症例

食道胃接合部の炎症性線維性ポリープの1例

著者: 大久保佑樹1 上堂文也1 前川聡12 北村昌紀3

所属機関: 1大阪国際がんセンター消化管内科 2大阪警察病院消化器内科 3大阪国際がんセンター病理・細胞診断科

ページ範囲:P.246 - P.249

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患者
 30歳代,男性.
既往歴
 特記事項なし.
内服薬
 特記事項なし.
生活歴
 喫煙は15本/day(23年間),飲酒はビール500ml/day.
現病歴
 検診の上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,噴門部に隆起性病変を認め,精査・加療目的のため当院へ紹介され受診となった.前医の生検ではGroup 1であった.身体所見および血液検査に異常所見は認めなかった.

参考文献

1)Huss S, Wardelmann E, Goltz D, et al. Activating PDGFRA mutations in inflammatory fibroid polyps occur in exons 12, 14 and 18 and are associated with tumour localization. Histopathology 61:59-68, 2012
2)Yamane T, Uchiyama K, Ishii T, et al. Case of inflammatory fibroid polyp of the esophagogastric junction. Dig Endosc 21:97-100, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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