文献詳細
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく
咽頭・食道 9 Cases
Case 4
著者: 小野陽一郎1 八尾建史2 二村聡3
所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器内科 2福岡大学筑紫病院内視鏡部 3福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科
ページ範囲:P.384 - P.387
文献概要
70歳代,男性.緩徐進行1型糖尿病,高血圧症,脂質異常症に対して近医に通院中であった(薬物療法:インスリン製剤,ミグリトール,オルメサルタン,アムロジピン,ロスバスタチン).スクリーニング目的で受けた近医の上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,食道胃接合部に隆起性病変を認め,精査加療目的で当科へ紹介され受診となった.前医の検査から約3週間後に,当院にて初回EGDを施行した.その約5日後にX線造影検査による精査を行った.
参考文献
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