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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻4号

2023年04月発行

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく

咽頭・食道 9 Cases

Case 4

著者: 小野陽一郎1 八尾建史2 二村聡3

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器内科 2福岡大学筑紫病院内視鏡部 3福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科

ページ範囲:P.384 - P.387

文献概要

臨床情報 
70歳代,男性.緩徐進行1型糖尿病,高血圧症,脂質異常症に対して近医に通院中であった(薬物療法:インスリン製剤,ミグリトール,オルメサルタン,アムロジピン,ロスバスタチン).スクリーニング目的で受けた近医の上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,食道胃接合部に隆起性病変を認め,精査加療目的で当科へ紹介され受診となった.前医の検査から約3週間後に,当院にて初回EGDを施行した.その約5日後にX線造影検査による精査を行った.

参考文献

1)小沢俊文,渡辺秀紀,堀江裕子,他.食道胃接合部における炎症性ポリープの臨床病理学的検討.Gastroenterol Endosc 44:980-989, 2002
2)Yamasaki A, Shimizu T, Kawachi H, et al. Endoscopic features of esophageal adenocarcinoma derived from short-segment versus long-segment Barrett's esophagus. J Gastroenterol Hepatol 35:211-217, 2020
3)吉永繁高,小田一郎,田中優作,他.表在型Barrett食道癌の内視鏡診断—深達度診断.胃と腸 51:1311-1320, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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