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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻4号

2023年04月発行

文献概要

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく 咽頭・食道 9 Cases

Case 8

著者: 北村陽子1 岸埜高明1 島田啓司2

所属機関: 1市立奈良病院消化器肝臓病センター・消化器内科 2市立奈良病院病理診断科

ページ範囲:P.400 - P.403

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臨床情報 
60歳代,女性.数日前からの黒色便を主訴に,当科へ紹介され受診となった.なお,非ステロイド性抗炎症薬(nonsteroidal anti-inflammatory drugs ; NSAIDs)や抗血栓薬の服用はなく,Helicobacter pylori陰性である.上部消化管出血を疑い,上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を行った.

参考文献

1)小澤俊文,渡辺秀紀,堀江裕子,他.食道胃接合部における炎症ポリープの臨床病理学的検討.Gastroenterol Endosc 44:980-989, 2002
2)小澤俊文,和知栄子,海上雅光.胃ポリープの自然史とmalignant potential—食道・胃接合部に発生するポリープ.胃と腸 47:1247-1256, 2012
3)藤原純子,門馬久美子,堀口慎一郎,他.炎症性ポリープとの鑑別が困難であった表在性Barrett型食道癌の1例.胃と腸 51:1360-1365, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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