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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻4号

2023年04月発行

文献概要

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく 胃 14 Cases

Case 8

著者: 木澤温子1 上堂文也1 北村昌紀2

所属機関: 1大阪国際がんセンター消化管内科 2大阪国際がんセンター病理・細胞診断科

ページ範囲:P.437 - P.439

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臨床情報 
70歳代,女性.主訴:心窩部痛.既往歴:高血圧症,糖尿病,甲状腺腫瘍,右橈骨遠位端骨折.内服歴:プラバスタチン,アムロジピン,ゾルピデム,センノシド,エチゾラム,ザルトプロフェン,レバミピド,ボノプラザン,トラマドール,プロクロルペラジン,エルデカルシトール,バゼドキシフェン,メトホルミン.現病歴:空腹時に心窩部痛を生じるようになり,近医にて上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行された.胃内に潰瘍性病変を認め,精査加療目的に当科へ紹介され受診となった.H. pylori(Helicobacter pylori)は未除菌.

参考文献

1)河田佳代子,石黒信吾,辻直子,他.粘膜下腫瘍様形態を示す胃癌の臨床病理学的特徴.胃と腸 30:739-746, 1995
2)松枝克典,上堂文也,北村昌紀,他.胃神経内分泌腫瘍(NET)・神経内分泌細胞癌(NEC)の内視鏡診断.胃と腸 57:900-911, 2022

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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