文献詳細
文献概要
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく 胃 14 Cases
Case 8
著者: 木澤温子1 上堂文也1 北村昌紀2
所属機関: 1大阪国際がんセンター消化管内科 2大阪国際がんセンター病理・細胞診断科
ページ範囲:P.437 - P.439
文献購入ページに移動70歳代,女性.主訴:心窩部痛.既往歴:高血圧症,糖尿病,甲状腺腫瘍,右橈骨遠位端骨折.内服歴:プラバスタチン,アムロジピン,ゾルピデム,センノシド,エチゾラム,ザルトプロフェン,レバミピド,ボノプラザン,トラマドール,プロクロルペラジン,エルデカルシトール,バゼドキシフェン,メトホルミン.現病歴:空腹時に心窩部痛を生じるようになり,近医にて上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行された.胃内に潰瘍性病変を認め,精査加療目的に当科へ紹介され受診となった.H. pylori(Helicobacter pylori)は未除菌.
参考文献
掲載誌情報