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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく 胃 14 Cases
Case 12
著者: 岸野真衣子1 山本智子2 野中康一1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内視鏡科 2東京女子医科大学病理診断科
ページ範囲:P.452 - P.455
文献購入ページに移動80歳代,男性.対策型胃がん内視鏡検診にて,胃体中部小彎に病変を指摘され,病変中央から生検を施行したが確定診断が得られなかったため,精査目的に当科へ紹介され受診となった.以前,他院での尿素呼気試験(urea breath test ; UBT)によりH. pylori(Helicobacter pylori)陽性と診断され,一次除菌療法を施行したが,効果判定のUBTにて除菌失敗と診断された.二次除菌は未施行である.上部消化管内視鏡検査所見を示す(Fig.1,2).
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