文献詳細
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく
十二指腸 8 Cases
文献概要
臨床情報
70歳代,男性.主訴は体重減少,腹部膨満.半年前から顕著な全身倦怠感と体重減少(−15kg/半年)を認め,さらに1か月前より腹部膨満が出現したため,精査目的に当科へ紹介され受診となった.血液検査では軽度の貧血と炎症反応上昇を認めるのみで,その他,腫瘍マーカーを含めて異常所見を認めなかった.
70歳代,男性.主訴は体重減少,腹部膨満.半年前から顕著な全身倦怠感と体重減少(−15kg/半年)を認め,さらに1か月前より腹部膨満が出現したため,精査目的に当科へ紹介され受診となった.血液検査では軽度の貧血と炎症反応上昇を認めるのみで,その他,腫瘍マーカーを含めて異常所見を認めなかった.
参考文献
1)多田修治,飯田三雄,八尾恒良.消化管アミロイドーシス.八尾恒良,飯田三雄(編).小腸疾患の臨床.医学書院,pp 275-283,2004
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