文献詳細
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく
小腸 7 Cases
文献概要
臨床情報
40歳代,男性.主訴は嘔気・嘔吐.既往歴は特記事項なく,服薬歴はない.家族歴にも特記事項は認めない.20XX年8月に便潜血陽性を指摘され,近医で大腸内視鏡検査を施行されたが異常を認めなかった.9月初旬より嘔吐を繰り返すようになり,近医で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行されたが異常を認めなかった.その後も食欲不振・嘔気が持続し,11月に近医を受診し,CTを撮影し当科へ紹介され受診となった.
40歳代,男性.主訴は嘔気・嘔吐.既往歴は特記事項なく,服薬歴はない.家族歴にも特記事項は認めない.20XX年8月に便潜血陽性を指摘され,近医で大腸内視鏡検査を施行されたが異常を認めなかった.9月初旬より嘔吐を繰り返すようになり,近医で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行されたが異常を認めなかった.その後も食欲不振・嘔気が持続し,11月に近医を受診し,CTを撮影し当科へ紹介され受診となった.
参考文献
1)壷井章克,岡志郎,松原由佳,他.原発性小腸癌の臨床病理学的特徴—内視鏡診断を中心に.胃と腸 57:783-792, 2022
2)岡志郎,田中信治,飯尾澄夫,他.小腸の腫瘍性・腫瘍様疾患—原発性小腸癌と転移性小腸腫瘍.胃と腸 54:451-460, 2019
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4)壷井章克,岡志郎,田中信治.悪性腫瘍—転移性小腸腫瘍.日臨 80:181-183, 2022
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6)川崎啓祐,鳥巣剛弘,蔵原晃一,他.小腸悪性腫瘍の臨床.胃と腸 55:1349-1359, 2020
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