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文献詳細

雑誌文献

胃と腸58巻4号

2023年04月発行

増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく

小腸 7 Cases

Case 1

著者: 壷井章克1 岡志郎2 田中信治1

所属機関: 1広島大学病院内視鏡診療科 2広島大学病院消化器内科

ページ範囲:P.496 - P.499

文献概要

臨床情報 
40歳代,男性.主訴は嘔気・嘔吐.既往歴は特記事項なく,服薬歴はない.家族歴にも特記事項は認めない.20XX年8月に便潜血陽性を指摘され,近医で大腸内視鏡検査を施行されたが異常を認めなかった.9月初旬より嘔吐を繰り返すようになり,近医で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行されたが異常を認めなかった.その後も食欲不振・嘔気が持続し,11月に近医を受診し,CTを撮影し当科へ紹介され受診となった.

参考文献

1)壷井章克,岡志郎,松原由佳,他.原発性小腸癌の臨床病理学的特徴—内視鏡診断を中心に.胃と腸 57:783-792, 2022
2)岡志郎,田中信治,飯尾澄夫,他.小腸の腫瘍性・腫瘍様疾患—原発性小腸癌と転移性小腸腫瘍.胃と腸 54:451-460, 2019
3)渡辺憲治,森本謙一,谷川徹也,他.小腸腫瘍性疾患—転移性腫瘍.胃と腸 43:570-574, 2008
4)壷井章克,岡志郎,田中信治.悪性腫瘍—転移性小腸腫瘍.日臨 80:181-183, 2022
5)蔵原晃一,河内修司,川崎啓祐,他.小腸X線造影.胃と腸 54:1254-1269, 2019
6)川崎啓祐,鳥巣剛弘,蔵原晃一,他.小腸悪性腫瘍の臨床.胃と腸 55:1349-1359, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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