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文献詳細

雑誌文献

胃と腸59巻2号

2024年02月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 岡志郎1

所属機関: 1広島大学大学院医系科学研究科消化器内科学

ページ範囲:P.271 - P.271

文献概要

 ポリープとは正常上皮表面から内腔側に膨隆,突出する組織の総称であり,大きく上皮性ポリープと非上皮性ポリープに分類され,それぞれさらに腫瘍性および非腫瘍性に分類される.日常診療において遭遇するポリープの大部分は腫瘍性上皮性ポリープであるが,非腫瘍性ポリープは組織型が多岐にわたり疾患頻度も低いことから日常診療において診断に迷うことも少なくない.一方で画像強調観察などの新たな内視鏡診断法の普及に伴い大腸ポリープに対する内視鏡診断学も確立されつつある.本特集号では,大腸ポリープ全般に関する最新の知見と鑑別診断を中心に構成されている.
 序説の八尾論文では,大腸ポリープの分類や疾患概念の時代的変遷が簡潔に述べられており,最新の大腸ポリープの分類が表にまとめられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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