文献詳細
文献概要
増大号 消化管疾患の分類2024 小腸・大腸 大腸腫瘍
壁深達度分類(大腸癌取扱い規約)
著者: 下田将之1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学病理学講座・病院病理部
ページ範囲:P.524 - P.525
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癌は粘膜内に発生し,時間の経過とともに,連続的に,垂直ならびに水平方向に進展する.壁深達度とは,癌が垂直方向へ浸潤する最深部を意味する.「大腸癌取扱い規約 第9版」では,壁深達度はT分類で定義される1)(Table 1).
癌は粘膜内に発生し,時間の経過とともに,連続的に,垂直ならびに水平方向に進展する.壁深達度とは,癌が垂直方向へ浸潤する最深部を意味する.「大腸癌取扱い規約 第9版」では,壁深達度はT分類で定義される1)(Table 1).
参考文献
1)大腸癌研究会(編).大腸癌取扱い規約,第9版.金原出版,2018
2)八尾隆史,菅井有(編).腫瘍病理鑑別診断アトラス刊行委員会(監).腫瘍病理鑑別診断アトラス—大腸癌,第2版.文光堂,2021
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