文献詳細
文献概要
増大号 消化管疾患の分類2024 全消化管 血管炎
チャペルヒル分類
著者: 江頭信二郎1 蔵原晃一1
所属機関: 1松山赤十字病院胃腸センター
ページ範囲:P.630 - P.632
文献購入ページに移動定義
チャペルヒル分類とは,カンファレンスの開催地名を冠した血管炎の分類である.原発性血管炎10疾患を罹患血管サイズにより3つのカテゴリーに分類した1994年のCHCC(Chapel Hill Consensus Conference)分類が大幅に改定され,2013年1月号の「Arthritis & Rheumatism」誌に“CHCC 2012”として掲載された1).
チャペルヒル分類とは,カンファレンスの開催地名を冠した血管炎の分類である.原発性血管炎10疾患を罹患血管サイズにより3つのカテゴリーに分類した1994年のCHCC(Chapel Hill Consensus Conference)分類が大幅に改定され,2013年1月号の「Arthritis & Rheumatism」誌に“CHCC 2012”として掲載された1).
参考文献
1)Jennette JC, Falk RJ, Bacon PA, et al. 2012 revised International Chapel Hill Consensus Conference Nomenclature of Vasculitides. Arthritis Rheum 65:1-11, 2013
2)古川福実,池田高治,石黒直子,他.血管炎・血管障害診療ガイドライン2016年改訂版.日皮会誌 127:299-415, 2017
3)平田一郎.血管炎の消化管病変.胃と腸 50:1349-1352, 2015
4)田中貴英,蔵原晃一,南満芳,他.膠原病・血管炎の消化管病変と皮膚病変.胃と腸 51:1019-1030, 2016
5)岡本康治,蔵原晃一,江﨑幹宏,他.血管炎による消化管病変の臨床診断—好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(Churg-Strauss症候群).胃と腸 50:1372-1380, 2015
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