icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸59巻8号

2024年08月発行

今月の主題 臨床と病理のマリアージュ

主題

消化管顕微鏡写真の撮影法

著者: 海崎泰治1

所属機関: 1福井県立病院病理診断科

ページ範囲:P.1076 - P.1083

文献概要

要旨●消化管顕微鏡写真は消化管画像診断との対比のうえで非常に重要な資料である.顕微鏡写真撮影に最も重要なことは病理組織学的所見を精確に伝えることで,そのためには写真の中に必要な情報を過不足なく取り込むことが必要である.本稿では,顕微鏡写真の撮影法について示す.精確な病理組織学的所見を提示するためには,示したい病変を的確に捉え,美麗で精確な写真を撮影し,適切に写真を組み立てるというサイクルを繰り返し行うことによって,病理組織学的所見を体現し,臨床画像所見との対比を生きたものとすることができる.

参考文献

1)二村聡.もっと病理写真が好きになる いちから知る病理写真撮影のお作法.金芳堂,2024

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら