文献詳細
文献概要
症例
胃の顆粒状細胞筋芽腫(Granular Cell Myoblastoma)の1例
著者: 小林良一1 石原陽一1 木原彊1 浜崎美景2
所属機関: 1岡山大学医学部第1内科 2新居浜市住友別子病院臨床検査室病理
ページ範囲:P.1309 - P.1313
文献購入ページに移動いわゆる顆粒状細胞筋芽細胞腫,Granular Cell Myoblastomaは,1926年,Abrikossoff1)がはじめて記載して以来多くの報告がみられる.しかし,胃に認められた報告は非常に少ない2).筆者らは胃噴門部の壁内性腫瘤の診断で腫瘤の摘出術をおこない,その組織検査の結果,定型的なGranular Cell Myoblastomaであった症例を経験したので報告する.
掲載誌情報