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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻10号

1971年09月発行

文献概要

症例

胃の顆粒状細胞筋芽腫(Granular Cell Myoblastoma)の1例

著者: 小林良一1 石原陽一1 木原彊1 浜崎美景2

所属機関: 1岡山大学医学部第1内科 2新居浜市住友別子病院臨床検査室病理

ページ範囲:P.1309 - P.1313

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はじめに

 いわゆる顆粒状細胞筋芽細胞腫,Granular Cell Myoblastomaは,1926年,Abrikossoff1)がはじめて記載して以来多くの報告がみられる.しかし,胃に認められた報告は非常に少ない2).筆者らは胃噴門部の壁内性腫瘤の診断で腫瘤の摘出術をおこない,その組織検査の結果,定型的なGranular Cell Myoblastomaであった症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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