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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻10号

1971年09月発行

文献概要

技術解説

大腸内視鏡検査法―とくに結腸ファイバースコープ法について

著者: 渡辺晃1 奈良坂俊樹1 上江洲ジュリオ1

所属機関: 1東北大学医学部山形内科

ページ範囲:P.1333 - P.1336

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はじめに

 結腸ファイバースコープ法はわが国において開発された新しい内視鏡検査法であるが,その器械には筆者らが開発した町田製作所製のものと,松永らの指導によるオリンパス光学製のものとがある.すなわち,筆者らは昭和39年以来,町田製作所と共同で結腸ファイバースコープの開発にとりくみ,現在,世界にさきがけてこれを完成の域に達せしめているので,ここでは筆者らが現在用いているFibercolonoscope(FCS)とFibersigmoidoscope(FSS)の構造,実施方法,挿入成績について述べることにする1)~4)

 なお,大腸疾患の診療にあたって欠くことのできない直腸鏡検査については,別に詳述してあるので省略する2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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