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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻12号

1971年11月発行

文献概要

一頁講座

小腸の内視鏡検査

著者: 竹本忠良1 大井至1 平塚秀雄2

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科 2東京都平塚胃腸病院

ページ範囲:P.1542 - P.1542

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 臨床的診断法は形態学的方法と機能的方法とが密接な連係をたもって進歩することが必要である.小腸の診断法はいまだに開拓期にあり,その方法には,uniformityを欠いているものがすくなくない現状であって,検査法の新・旧をとわず依然方法論的問題がもっとも大きな比重を占めているように思う.

 小腸の内視鏡検査法は,内視鏡が幽門輪という関門を突き破って十二指腸の内視鏡検査ができるようになると,すぐその可能性が論ぜられるようになったが,ごく近い時期に新しい小腸診断法として登場してくるだろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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