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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻12号

1971年11月発行

文献概要

一頁講座

患者自身による内視鏡の抜去

著者: 竹本忠良1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科

ページ範囲:P.1574 - P.1574

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 たいへん奇妙な題であるが,その意味がすぐのみこめた人も多いであろう.ある程度内視鏡の経験を重ねた人でせっかく挿入した内視鏡を,患者自身に抜去された苦いおもいでをもたないものはあるまい.

 患者と術者とのコンタクトが十分とれていたり,挿入開始前の説明が完全であれば,こうしたおもいがけないことはそう起こらないとは思うけれども,時に全く予測ができないことがある.多くの例では挿入開始前から患者は不安・緊張の表情を示し,身体を固くしている.挿入もてこずることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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