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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻3号

1971年03月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変 座談会

早期胃癌と紛らわしい病変

著者: 春日井達造1 五ノ井哲朗2 東海林啓五3 杉浦陽太郎4 竹添和英5 山崎信6 城所仂5 佐野量造7

所属機関: 1愛知県がんセンター内科 2福鳥医大第2内科 3山形県立成人病センター 4岐阜大第1内科 5東大分院外科 6福井県立病院外科 7国立がんセンター病理部

ページ範囲:P.322 - P.334

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 X線,内視鏡による診断能の向上,さらに生検・細胞診の普及により,早期胃癌の診断学は目覚しい進歩の跡をみせているが,他方,早期胃癌と鑑別困難な病変に遭遇することも多々あることは現状では否めない.

 X線,内視鏡を中心に,紛らわしい隆起性,陥凹性の病変のそれぞれにつき,鑑別診断の手がかりを豊富な経験からお話し願った.この診断の克服が,ひいてはⅡbの術前診断学の確立へと向かうことは臨床家の一致した意見であり,また今後の大きな課題でもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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