文献詳細
症例
文献概要
一般に線状潰瘍と早期胃癌との合併は少ないとされている.この例は胃レ線での描写は難しかったが,胃内視鏡診断では割合に容易に悪性像を把握された.しかし,きめ手になるべき胃生検検査では癌細胞が検出され得ず,手術後の切除標本の肉眼的観察でも悪性変化の把握が難しかった.また軽い慢性膵炎も証明され,長年の自覚症状は,いわゆる膵庇護療法を行なうことで手術前に消失してしまうなど,種々の示唆を与えられた.
掲載誌情報
症例
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら