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文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻4号

1971年04月発行

症例

異型上皮と低いⅡa+Ⅱc(一部非癌性)とが,独立して胃前壁に存在した1例

著者: 青山大三1 荻野彰久2 大原順三2 杉沢徹2

所属機関: 1大阪回生病院放射線科 2荻野病院

ページ範囲:P.461 - P.465

文献概要

Ⅰ.症例

 患者:S. S. 47歳 男

 主訴:胃集検で要精検とされたため,精検を希望して来院

 現病歴:1969年11月15目に胃集検をうけ,前庭部に変形ありとされ,要精検とされたため,精検を希望して来院したが,自覚的にはなにも訴えなかった,

 既往歴:著明な疾患はない.

 家族歴:祖父は病名不明のまま死亡したが癌は否定されていない.祖母は胃癌で死亡.父は67歳で胃癌で死亡.弟は胃癌で死亡.長男は胃癌で死亡.母は現在健康であり,癌の遺伝はないようである.しかし,癌で死亡した人が家系の中で多いといえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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