icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸6巻5号

1971年05月発行

文献概要

今月の主題 症例特集号 症例

胃静脈瘤を有したバンチ症候群患者の1例

著者: 河野保1 青柳利雄1 武井寛一1 溝口とく子1 新井正美2 石川功2 浮島仁也2 冲永功太2 四方淳一2

所属機関: 1都立墨東病院内科 2都立墨東病院外科

ページ範囲:P.601 - P.605

文献購入ページに移動
 胃静脈瘤は決してまれなものではなく,出血の部位として重要であることが指摘されている1)2).Samuel3)は胃静脈瘤が食道静脈瘤に先行すると結論している.しかも静脈瘤が噴門部のみに発生し食道にない場合には,噴門部腫瘍との鑑別が困難であると,一般にいわれている.

 筆者らは著明な噴門部陰影欠損を示した胃静脈瘤を伴うバンチ症候群の1例を経験したので,報告し,参考に供したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら