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今月の主題 幽門部(pyloric portion)の診断 主題
幽門部(pyloric portion)癌性病変のレントゲン診断
著者: 早川尚男1 吉川保雄1 栗原稔1 塚田隆憲1 山中啓子1 石橋幸夫1 細井菫三1 黒沢彬1 池延東男1 勝田康男1 人見洋一1 織田貫爾1 高木直行1 白壁彦夫1 安井昭2
所属機関: 1順天堂大学内科(消化器科) 2順天堂大学外科
ページ範囲:P.987 - P.1000
文献購入ページに移動幽門部(pyloric portion)とはどこを指すのかという点にかんしては,今までは,常識的に,習慣的にその名が使われてきたきらいがある.それに,小彎,大彎,前壁,後壁と部別な呼び方も使っている.陥凹性病変,隆起性病変の別もあるわけである.この別に従って,それぞれ検査方法が違うはずである.症例について,この部の検査法と検査するとき注意を払わなければならない点をとり上げて考察したい.
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