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幽門輪の内視鏡観察
著者: 竹本忠良1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター
ページ範囲:P.1014 - P.1014
文献購入ページに移動Horwitzら(1929)によると,幽門の厚さは3.8~8.5mm,平均5.8mmで輪状筋が主体をなしており,輪状筋は幽門で終っているのに対し縦走筋は幽門の構成上役割がすくなく,かつその線維の一部は十二指腸の筋層にのびている,といわれている.輪状筋は幽門において2つのループを形成しており,ループは大彎側で分れているが,小彎側では結合して結び目をつくっている(Thompson1)の論文より引用).
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