文献詳細
文献概要
症例
原発性食道悪性黒色腫の2例
著者: 池田靖洋12 高木国夫12 木下巌12 関正威12 西満正12 熊倉賢二3 染矢内記3 丸山雅一3 高田亮3 春日孟4
所属機関: 1癌研究会附属病院外科 2現在,九州大学医学部第1外科 3癌研究会附属病院内科 4癌研究会附属病院病理
ページ範囲:P.1175 - P.1182
文献購入ページに移動われわれは,1968年食道ファイバースコープによる生検によって,術前,悪性黒色腫と診断し,食道亜全剔術施行後,2年を経過するも健在である症例を経験した.この症例に,1967年4月食道噴門切除術を行なったが,1968年6月死亡した症例を追加して,食道原発性悪性黒色腫2例を報告する.
掲載誌情報