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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻1号

1972年01月発行

文献概要

話題

難治性胃潰瘍の局所注射療法―(3)成績と意義

著者: 三輪剛1

所属機関: 1国立がんセンター内科

ページ範囲:P.80 - P.80

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 難治性胃潰瘍の局所注射療法の成績をどのように扱ったらよいのか甚だ面倒である.いずれも経口投薬を行なっているのでその方の効果もいくらか算入せねばならないであろうし,注射したからといって注射薬剤による効果とばかりも言えない.詳しく知りたい方は,治療53巻3号に並木正義先生達の行なった治療法の結果が詳細に報告されているので,読んで頂きたい.今のところこれ以上の内容のレポートは出ていないと思う.

 私達の経験について述べると次のようになる.X線写真上直径8mm以上,40歳以上で,3カ月以上open ulcerであった例を選び,その潰瘍が活動期である時期から局所注射療法を開始し,週1回づつ注射を行なう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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