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胃癌患者の前検査資料よりみた初回X線検査のあり方―(1)幽門前庭部二重造影法
著者: 八尾恒良1 西元寺克礼2
所属機関: 1九州大学第2内科 2北里大学岡部内科
ページ範囲:P.1466 - P.1466
文献購入ページに移動図1は,一応前庭部中心の二重造影像が撮影はされているが,幽円輪近傍の描出がない.図2は,その圧迫像であるが,矢印の部に小さい陰影斑とその周辺の透亮像が認められ,小さいBorrmaⅡ型またはⅡa+Ⅱc型癌であろう.この時点では,この1コマの圧迫スポットフィルムを見落した.
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