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胃体部の変形について(2)―(とくに多発潰瘍および線状潰瘍における小彎の変形について)膨隆型変形
著者: 政信太郎1
所属機関: 1鹿児島大学医学部佐藤内科
ページ範囲:P.1473 - P.1473
文献購入ページに移動 熊倉は,多発潰瘍にみられる小彎の局所的変形を分類しているが,中でもこの膨隆型は目新しいものであった.
この膨隆型変形をさらに詳しくみていくと,小彎の健常のふくらみと殆んど鑑別できない軽度のもの,小彎にとってつけたようにはっきりとびだしたものまで,その程度はさまざまである.程度の軽いものは単発潰瘍にもみられるが,しかし,膨隆がある程度強くなると(図1,2),多発潰瘍および線状潰瘍におおむね特徴的になる.
この膨隆型変形をさらに詳しくみていくと,小彎の健常のふくらみと殆んど鑑別できない軽度のもの,小彎にとってつけたようにはっきりとびだしたものまで,その程度はさまざまである.程度の軽いものは単発潰瘍にもみられるが,しかし,膨隆がある程度強くなると(図1,2),多発潰瘍および線状潰瘍におおむね特徴的になる.
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