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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻11号

1972年11月発行

文献概要

症例

残胃断端に発生したⅡc+Ⅲ型早期胃癌の1例

著者: 中村曙光1 綿引定清1 洲崎兵一2 中村玄行2

所属機関: 1横須賀共済病院内科 2横須賀共済病院外科

ページ範囲:P.1513 - P.1516

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 筆者らは良性潰瘍の胃切除後18年目に,残胃吻合部近くに発見されたⅡc+Ⅲ型早期胃癌を経験したので報告する.

症例

 患者は68歳の男子で事務系の会社員である.家族歴には特記することはない.既往歴としては,昭和24年胃潰瘍穿孔のために開腹手術をうけているが,この時は胃切除は行なわれていない.昭和27年再度穿孔のために2/3胃切除(Billroth Ⅱ)が行なわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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