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腸上皮化生の内視鏡拡大観察
著者: 丸山正隆1 竹本忠良1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.1532 - P.1532
文献購入ページに移動 まず図1をごらんになって頂きたい.幽門洞粘膜の拡大内視鏡所見である,この図がなにを意味しているか説明を加えないと理解できないであろう.近接拡大像とはいっても,なにも拡大用胃ファイバスコープというような特殊目的の内視鏡を使用して得られた像ではない.すでに今日ではかなり多く使用されているGIF type Dをもちい,われわれのいう特異型類似の腸上皮化生性顆粒を観察したものである.
これによって,かなり特徴的な像が現われている.次の図2は0.05%エバンスブルーを撤布し同様近接観察したものである.この2枚の内視像をよくみて頂くと,周辺と比較的明瞭に境された扁平隆起の表面にかなり規則的な小腸絨毛よりもはるかに短かく,長さも比較的均一な糸状絨毛に類似した表面構造を示している.
これによって,かなり特徴的な像が現われている.次の図2は0.05%エバンスブルーを撤布し同様近接観察したものである.この2枚の内視像をよくみて頂くと,周辺と比較的明瞭に境された扁平隆起の表面にかなり規則的な小腸絨毛よりもはるかに短かく,長さも比較的均一な糸状絨毛に類似した表面構造を示している.
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