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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻12号

1972年12月発行

症例

Colitis ulcerosaと癌の合併症例

著者: 名尾良憲12 村上義次2 小幡裕1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター 2都立豊島病院内科

ページ範囲:P.1637 - P.1642

文献概要

 潰瘍性大腸炎は従来欧米に多く,わが国には少ない疾患とされていたが,最近増加の傾向があり,わたくしどもはすでに44例を経験している.なお潰瘍性大腸炎の癌化例はわが国では欧米に比較してはるかに少ない.

 我々は臨床的に原発巣を決定しえなかった癌性腹膜炎の患者を剖検して,これが潰瘍性大腸炎の癌化によるものと考えられる1症例1)2)を経験したのでその概略を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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