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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻12号

1972年12月発行

症例

Intestinal Behçetの4症例

著者: 馬場正三1 丸田守人1 安藤幸史1 平松京一2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室 2慶応義塾大学医学部放射線診断部

ページ範囲:P.1649 - P.1657

文献概要

 近年わが国において多発し,難病として社会的問題にまで発展したBehçet病(症候群)はその臨床症状の多彩な事,後天性失明の首位を占めるに至った事1)2),その病因が不明で病像進展機構も不明な点が多い事など,医学的にも解決しなければならない多くの問題を含む疾患である.

 Behçet病では口腔粘膜および外陰部の反復せるアフタ性有痛性潰瘍及び眼症状の三主徴の他に皮疹を加え,この四症状のそろったものを完全型,他を不全型と呼ぶ29)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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