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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻12号

1972年12月発行

一頁講座

潰瘍性大腸炎の経過観察

著者: 宮岡孝幸1 小林顕彦1 川井啓市1

所属機関: 1京都府立医科大学第3内科

ページ範囲:P.1662 - P.1662

文献概要

 最近,わが国でも潰瘍性大腸炎の患者に接する機会が多くなっているが,その本態を含め,なお多くの未解決な問題をもっている.

 教室では本症のcolonofiberscopeを中心とした内視鏡所見から,第Ⅰ群:易出血性,発赤,粘膜粗糙,血管透見の異常,第Ⅱ群:多発ビランまたは潰瘍,第Ⅲ群:偽ポリポージスの3群に分類し,その経過を観察している.第Ⅰ群の所見だけでは本症の疑いにとどまるが,これに第Ⅱ群,さらに第Ⅲ群の所見が加わるにつれ確実となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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