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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻2号

1972年02月発行

今月の主題 Ⅲ型早期胃癌

主題

Ⅲ型早期胃癌の診断

著者: 三井久三1 岡部治弥1 広門一孝1 為近義夫1 新関寛1 八尾恒良2 古賀安彦2 岡田安浩2 藤原侃3 増田信夫3

所属機関: 1北里大学医学部内科 2九州大学医学部第2内科 3佐田外科病院

ページ範囲:P.153 - P.162

文献概要

 近年の胃疾患に対する診断学の進歩によって,早期胃癌は,特殊な技術を用いなくても,いわゆるroutine検査の中から数多く発見され,確実な診断がつけられるようになってきている.しかし早期胃癌を肉眼型別にわけて考えてみると,なお鑑別診断に苦しむ症例が決して少なくない.特にⅡb型の診断は,今後検討されるべき多くの問題が残されているが,ここでその対象としてとり上げるⅢ型も確定診断の困難な型に属していると思われる.このⅢ型の診断について,症例の検討を加えながら,問題点を幾つかあげてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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