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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻2号

1972年02月発行

文献概要

症例

暫時経過を追及しえた胃Reactive Lymphoreticular Hyperplasiaの1例

著者: 尼川紘史1 佐々木襄1 甲斐良樹1 大川辰二郎2 天野浩子2 林雄三34

所属機関: 1広島県厚生連佐伯総合病院外科 2広島県厚生連佐伯総合病院内科 3広島大学医学部病理学教室 4広島大学附属病院中央検査室

ページ範囲:P.225 - P.230

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 胃のReactive lymphoreticular hyperplasia(以下RLHと省略)が,内視鏡で悪性腫瘍(早期胃癌,胃悪性リンパ腫)と紛らわしい所見を呈するというので,最近にわかに注目されるようになった.

 我が国では1966年に中村氏らが本症について報告し,その時初めてこの疾患の概念が一応確立されたといえる.最近つぎつぎに本症例が報告されているので,この疾患は今まで考えられていたほどまれなものでは無いようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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