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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻3号

1972年03月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌臨床診断の実態(診断成績の推移と問題点) 主題

早期胃癌臨床診断の実態

著者: 奥田茂1 遠藤義彦1 谷口春生2

所属機関: 1大阪府立成人病センター内視鏡科 2大阪府立成人病センター病理科

ページ範囲:P.323 - P.325

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 Ⅰ.早期胃癌発見例数と内視鏡検査の年次別推移

 私達の施設で癌部門が発足したのは昭和36年4月である.昭和40年5月癌部門の拡張が行なわれ,昭和43年4月には施設集検が併設された.

 早期胃癌の年次別発見例数は次頁表2のごとく昭和30年代では年間ほぼ10例前後であったが,昭和40年を境として飛躍的に増加し,昭和41~43年頃では年間40例を越え,昭和44年以降は60例以上となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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