胃と腸7巻4号

1972年04月発行

今月の主題 早期胃癌肉眼分類起草10年

座談会

早期胃癌肉眼分類起草10年

著者： 芦沢真六¹ 森純伸² 白壁彦夫³ 増田久之⁴ 古沢元之助⁵ 五ノ井哲朗⁶ 高木国夫⁷ 竹本忠良⁸ 田中弘道⁹ 信田重光¹⁰ 岡部治弥¹¹ 熊倉賢二¹² 高田洋¹³ 春日井達造¹⁴ 村上忠重¹⁰

所属機関： ¹東京医科大学・内科 ²小川日赤病院・内科 ³順天堂大学・内科 ⁴秋田大学・内科 ⁵国立福岡南病院・外科 ⁶福島医科大学・内科 ⁷癌研・外科 ⁸東京女子医科大学・消化器内科 ⁹鳥取大学・内科 ¹⁰順天堂大学・外科 ¹¹北里大学・内科 ¹²癌研・内科 ¹³早期胃癌検診協会・内科 ¹⁴愛知がんセンター・内科

ページ範囲：P.490 - P.506

文献概要

早期胃癌肉眼分類が起草されてから10年になる．本分類法は外国にも普及し，国内では研究者，臨床家の間に完全に定着したが，その間に種々の問題が生れた．ここでは早期胃癌の名称やⅠ，Ⅱa，Ⅱb，Ⅲ，Ⅱa＋Ⅱc型について，起草当時の思い出を含めて話し合っていただいた．