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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻5号

1972年05月発行

研究

内視鏡的立場からみた放射線照射による胃癌の肉眼的変化

著者: 菅原伸之1 千葉寛1 山形淳1 武田鉄太郎1 庄司忠実1 二階堂昇1 浅川洋2

所属機関: 1宮城県成人病センター内科 2宮城県成人病センター放射線科

ページ範囲:P.657 - P.660

文献概要

 癌の治療法としては,外科的療法,放射線療法,化学療法,ホルモン療法などがあげられるが,胃癌に関しては,早期のものは外科的療法,末期のものは化学療法を行なうのが普通で放射線療法は必ずしも広く行なわれているとは言えない.

 胃癌を放射線照射療法により治癒せしめようとする試みは古く1886年Despeignesの報告があり,わが国では1928年山川が初めて胃癌の放射線照射療法を行なって以来,幾つかの報告がみられるが,他の分野に比べてその数は甚だ少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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