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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻8号

1972年08月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

遺伝性出血性毛細血管拡張症の1例―Osler病の1例

著者: 多田成夫1 小川賢治1 鈴木干征1 片倉道夫1

所属機関: 1国立仙台病院内科

ページ範囲:P.1009 - P.1011

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 オスラー病1)は遺伝性出血性毛細血管拡張症とも呼ばれ,顔面,指腹などの皮膚,あるいは鼻粘膜,舌,口唇,口腔,消化管粘膜に好発する,毛細管拡張および出血を主徴とする遺伝性疾患である.

 本邦では,1942年大久保2)の報告以来,25家系内外の記載がみられるが,消化管の内視鏡検査がなされた報告は,野村13)ほか数例にすぎない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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