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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻8号

1972年08月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

胃に多発性ポリープが発見された家族性大腸ポリープ症の1例

著者: 宇都宮譲二1 岩間毅夫1 渡辺正道1

所属機関: 1東京医科歯科大学第2外科

ページ範囲:P.1041 - P.1047

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 家族性大腸ポリープ症は大腸に限局して無数に腺腫性ポリープが発生する疾患として知られているが,上部消化管の病変については意外に知られていない.私共は家族性大腸ポリープ症の家系の一員で大腸ポリポージスの外に胃にも多発性ポリープが観察されたので報告しこの問題について考察した.

症例

 22歳(1949年生れ)の女性.(No. 8931).主訴,腹痛ならびに家族に大腸ポリープ症の患者がある為に精査を希望して来院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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