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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻8号

1972年08月発行

文献概要

印象記

ハンガリーの消化器病学会

著者: 多賀須幸男1

所属機関: 1関東逓信病院内科

ページ範囲:P.1048 - P.1048

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 ハンガリーの消化器病学会は内科学会から独立してから15年になり,200余名の会員をようしています.この国で最も活動的な学会と聞きました.近く国際的な消化器病専門誌を創刊する計画が進んでいる由ですし,また国際消化器病学会の開催地として立候補するとか,意気の盛んなところを見せています.

 15回総会は5月11~13日の3日間にわたり,Budapestの北東100キロのParad鉱泉で開かれました.内容を紹介しますと,肝内性胆汁欝滞に関するシンポジウムではビリルビン代謝,形態,臨床,外科,生化学検査,X線診断,腹腔鏡の面から4時間にわたり討論されました.第2の主題の慢性膵炎の臨床に関する円卓会議では,シンチグラム,十二指腸鏡,十二指腸造影,生化学検査,血管撮影,外科治療,内科治療について意見が交わされました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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