文献詳細
今月の主題 胃集検で発見された胃潰瘍
主題
胃集検で発見された胃潰瘍―頻度と性質
著者: 北昭一1 井口秀夫1 小坂久史1 山崎史朗1 谷川高2
所属機関: 1岡山大学医学部第1内科 2三豊総合病院内科
ページ範囲:P.1157 - P.1161
文献概要
検討方法と対象
検討項目としては頻度,発見胃潰瘍の性状を主とし,対象は岡山県胃集検の精検報告書より得た40歳以上の胃潰瘍の発見成績の分析を行ない,さらに某山村地域の一般住民を対象にして間接X線テレビのスクリーニングに始まり精検,治療,経過追跡に至るまで全て自験で行なった発見胃潰瘍と同じく間接X線テレビによる胃集検で全てを自験で行なった某職域の発見胃潰瘍の症例を併せて胃潰瘍の頻度,分布,大きさ等を性別,年齢別に検討しさらに職域検診と一般住民検診との間の差異について検討した.
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